仙台に行きました(2)
仙台のつづきです。
仕事は順調に終わったので宿に入ります。
この日は(この時期としては)相当に暖かく、ちょっと汗ばんだりもしたし部屋の中もちょっと暑かったので少しだけ冷房をつけて軽く冷やそうと思ったところ
全館一括暖房設定
という無慈悲な注意書きが。
しかたがないのでとりあえず送風で少し回しておきます。
空気を動かすだけでもちょっとは違うかなと。
いつもの通り大浴場のあるホテルなので一風呂浴びて汗を流して着替えます。
仕事用のPCの用意と手持ち機器の充電環境の用意ができたら一段落。
一息ついたら出撃します。
こんなご時世なので、方針は変わらず「空いている店のカウンター」中心で。
まず飛び込んだのはこちら。
仙台駅前のパルコにあるお店です。
店の一角が私の大好物の「セットがある立ち呑み屋」になっています。
セットのメニューはこちら。
「ドリンク3杯におつまみ1品」
「ドリンク2杯におつまみ2品」
どちらかを選べると言うことなので、ドリンク2杯の方にしました。
1杯目はビール。
おつまみはカボチャのサラダとおでんの大根。
おでんは鶏だしですね。
やはりこのご時世なので、入店時にアルコール消毒と検温は当然として、「万が一クラスターが発生したときのため」ということで連絡先も書かされました。
あちこち色々大変です。
暖かかったと言うこともあり最初のビールはサクッと呑んでしまったので、2杯目は日本酒をチョイス。
これでセットは一通り出ましたが、追加のドリンクはセット対象のものなら1杯300円で頼めるそうです。
とりあえず今回はここまでで退散します。
他も回りたいので。
移動中、混雑必至の人気もつ焼き店の前を通ったのですが、結構空いていたので一瞬ここにしようかと思いつつ、とりあえずスルーして元々予定していた店へ。
前も行ったこちらのお店に。
ここも「セットがある立ち呑み屋」ですね。
今日はこんな感じのチョイスで。
飲み物2杯と
おつまみ2品。
背後にあるテレビからはあいも変わらず新型コロナのニュース。
各都道府県の知事の会見はこんな時でも何かしらの「独自色」を出そうとして滑っているように見えるし、キャスターやコメンテーターもなんとなく思い込みの「結論ありき」でしゃべってるように見えて、
こんなニュースが肴だと酒がまずくなる
ような気がして少々憤りを感じます。
ここもほどほどで退出し、次に向かいます。
つづきます。
仙台に行きました(1)
世間では新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないと大騒ぎですが、そんなまっただ中にまた仕事で遠くに出かけてきましたよ。
思えば今年はコロナの事を考えるとやたらと遠出もできないと思っていましたが、結果的に(主に先方の都合で)例年と同様かむしろそれ以上にあちこち行ったような気がします。
予定では今回が今年最後になるはずです。
行き先は一年ぶりの仙台です。
東京駅の新幹線ホームで周りを見回すと、
高齢者の旅行客多いこと多いこと。
結構な人数のツアーで動いてました。
GoToトラベルが有ったとは言え、なんだかんだで結局一番自由に振る舞っているのは「あの辺の世代」なんだってのがよくわかります。
新幹線の座席はそこそこ埋まっていましたが、見回した限りでは「知らない人と隣同士」という状況はほとんど無かったようでした。
私の隣も誰も乗ってきませんでしたし。
新幹線での仙台はとても近く感じます。
色々時間つぶしを持って行きましたが、動画一本見た程度でほとんどが出番無く仙台に着きました。
Switchも出さなかったくらいなので。
東北地方ですし同じ時期に去年行ったときはやたら寒かった覚えがあるので防寒に関してはかなりしっかりと準備をしていったのですが、
嘘だろってくらい暖かかったです。
動いているうちにじわっと汗ばむ程度に。
用意した上着は必要なさそうな予感。
着ていった上着を片手に早速仕事に向かいます。
スケジュールがわりと分刻みなのでのんびりしているひまはありません。
何故分刻みになるかと言えば、仕事のパターンが決まっている場合は予測が立てやすくて無駄に高い精度でスケジュールが組めるからという話なのですが、それより一番大きな要因が
店が混雑する前に昼食に動く
ということを目指している点です。
午前中にできることは無駄なく済ませておいて、早めに昼休みに突入したい所存。
そんな、仕事で行っていることを考えると明らかに
あさっての方向の努力
ですが、その甲斐あって予定よりほんの少し早めに昼休みに突入です。
仙台の昼食は第一候補の店が決まっているのでまっすぐ向かいます。
たどりついたのは前回と同じこちらのお店。
中をのぞき込むと、開店時刻からそれほどたっていないにもかかわらず既に数組のお客さんが入っていました。
結構綱渡りだった感じです。
やはり観光の人が多いようです。
一人なのでいつもならカウンターですが、この日はカウンターが埋まっていたので奥のテーブルに通されます。
ここの海鮮丼は、その日の仕入れによって何が乗っているかわからない「おみくじ丼」が名物です。
他に定食などもあります。
海鮮丼は値段で何種類かあって毎回「自分へのちょっとしたご褒美」のつもりで高い方を頼んでいたわけですが、今回は前に来たときとまた少しメニューが変わっているのか更に上の「大吉丼」というものがあることに気がつきました。
いや、前にもあって気がつかなかった可能性もあるんですけど。
オーダーしたらとりあえず一安心。
一息ついたあたりで新たな客が次から次に来店します。
そこからものの数分で「満席」となってお断りされる人が続出していました。
4人掛けテーブルを一人で占有しているのが申し訳なさの極致。
まあ別に悪いことをしているわけではないしたまたまそうなっただけなので仕方が無いのですが。
ともあれこれがその「大吉丼」。
確かに「大吉感」は満載です。
一瞬どうやって食べようか迷うやつ。
眺めてばかりでも仕方ないのでいただきます。
ここは「お醤油は丼にかけずにいただく」ことを勧められるので、その通りにします。
普段なら大量のわさびを溶いた大量の醤油をぶっかけるんですけどね。
更に温泉卵が付いていますが、こちらは「中落ちとご飯を少し残して卵と混ぜて食べる」というのがおすすめのようなのでこれも言われるがままに試すことにします。
非常に贅沢な気分を堪能した昼休みでしたが、やはり4人掛けを一人で占有し続けるのは申し訳ないので、食後は早々に退散します。
少しだけ浮いた時間でお土産の調達と発送の手配をしてから仕事に戻ります。
午後の仕事も(多少の想定外があってバタついた部分もあったものの)概ね順調で、予定よりも少々早めに片付いたので宿に向かいます。
大した距離でもないし時間があるので歩いてもよかったんですけど、荷物が多かったのでタクシー(経費)で。
つづく
また名古屋にも行ってきました(3)
名古屋編のラストです。
前夜はテレビを見ながら寝落ちしてしまいました。
とりあえずよく寝たのでスッキリ。
やはり開始時間に朝食に行きます。
ここの宿もバイキング形式ですが、料理を取る際にはマスクと手袋を着用します。
8月に来た時は小鉢に分けられているものがほとんどでトングで取るのはサラダくらいだったのですが、だいぶ「普通」の感じに戻ってました。
そして相変わらず「ご当地感」を前面に推し出してくるばかりに「ご飯もの」「揚げ物」「甘いもの」が目白押しの「重め」の朝食バイキングです。
ナゴヤめしって「ヘルシー」の対極に位置しているような気がします。
朝食として相当にゴージャスであることは間違いないんですけど。
一通り取ると明らかに食べきれないので、おかずには小さめのお皿を使います。
仕事的には特にやることはないので、食後は風呂に入ってゆっくり身支度と荷造りをします。
一応仕事で何かあった時のために午前中をマージンとして確保していましたが、何もないのでチェックアウト後は駅近のカフェで時間を潰します。
毎回同じ流れです。
お昼前にお店の開店時間に合わせてこれまたいつもの回転寿司に。
もう何もないので。
お寿司も色々いただきます。
このご時世「ソーシャル・ディスタンス」云々でなるべく客と客の間を空けるようにお店の方でも配慮しているようなのですが、回転寿司ということもあって「サッと食べてサッと帰る」つもりの客が店員の案内を待たずに着席しようとして止められる場面を何度か目撃しました。
それで文句を言いながら帰っていく人もちょいちょいいて、お店としても本来は席を埋めたいところを敢えてこうしていると言うことを考えると色々難しい世の中になったなと思います。
まあ「案内するからちょっと待って」って言われただけで文句を言ってキレ気味に帰る人はどうかと思うわけですが。
そんな状況ですし、この後新幹線で帰るわけなのでひとしきり満足したら退散します。
改札を抜けてホームに上がろうとしたところでダイヤに乱れが生じていることに気がつきました。
とは言っても数分程度の話のようなのでホームで待機します。
結局乗車する時点ではほぼ定刻でした。
家に帰って「ただいま」を言うまでは終わりではないものの、とりあえず一段落です。
年内はあと札幌と仙台に行く予定だったのですが、札幌はもう諦めました。
とりあえず行かなくてもどうにかなるような手はずも整いそうですし。
仙台は近々行くことになると思います。
おわり。
また名古屋にも行ってきました(2)
名古屋のつづきです。
仕事に関しては(この時点では)これ以上無いくらいキッチリと完了したので、気分良く街に出ます。
飲みに行くに当たり毎回考えること。
イメージとして「よそものに冷たい」と言われる事が多い名古屋ですが、
ある意味では全く本当
という経験を飲み屋で多々しているので、「適度に気分良く飲める」お店というのは自分的に非常に貴重です。
前に入った「食べログの口コミが好評価」のお店が「(常連以外には)ものすごい感じの悪い店」だったってのもあったりしたので、人の感想って当てにならないものだと思いました。
小さい飲み屋で「店主(店員)が常連となれ合う」のは別に普通のことだし、その結果一見客が「放置される」とか「巻き込まれてかまわれる」とかはどっちでもそれなりに楽しめるんですけど、「常連以外を『邪魔にする』店」ってのは近寄りたくないものです。
だったら会員制にでもしておけと。
数年掛けてそんな紆余曲折を経た結果、名古屋ではわりとよく来るこちらのお店に突撃。
立ち飲み屋です。
ここ数年は名古屋だとほとんど8割くらいは立ち飲み屋に行ってるような気がします。
ここは過去の経験上色々と安心です。
早速自分の労をねぎらいます。
刺身3点盛りをオーダー。
「3点盛り」と言いながらよく見ると5点くらい乗っていますが、間違いでも特別扱いでもなく必ずこんな感じです。
メニューに書かれる数字をちょっと減らしただけですが、なんか得した気分になりますね。
ここは天ぷらも売りなので4種盛りをオーダーします。
(「5種」乗ってる…?)
まあそういう店です。
フレンドリーな店員さんも多く、気分良く飲めます。
もう少し飲みたいので、地下鉄伏見駅通路の飲み屋街を歩き回ります。
結局おそらく毎回寄っていると思われるこちらのお店に。
このエリアは小規模の飲み屋が多く非常に雰囲気が好きなのですが、その中にセットを用意している立ち飲み屋も何軒かあるのでよく利用させてもらっています。
早速いつものセット。
飲み物がメガハイボールなので、それだけでおなかいっぱいです。
つまみと共にゆっくり消化していきます。
ここの店員さんは私のことを覚えていてくれて、訪れる度に話も弾むので非常に居心地が良いです。
セットの1,100円だけで帰るのが申し訳ないほどに。
ごちそうさまでした。
おなかがいっぱいになったので宿に帰ります。
あとは帰るだけ。
つづきます。
また名古屋にも行ってきました(1)
大阪は終わりましたが旅は続きます。
大阪3日目というか名古屋初日です。
まだ大阪にいますが。
開始時間のちょっと前に朝食会場に行ってみたところ、やっぱりそこそこ混雑しています。
聞こえてきた話では、
実は6:30からオープンしてました。
チェックインの時に7時って言われたし館内にも7時からって掲示されてるのにどういうことかよくわかりません。
とりあえず席は確保できたのでよしとします。
前日と代わり映えしないようでいて微妙に違うメニュー。
ご当地感はほぼゼロですね。
朝食後身支度と名古屋で必要ないものの返送の手配を済ませたら出発です。
前回はここでわりと失敗して、必要になるものもちょいちょい送り返してしまい困ったので注意しながら。
まあ前回ほど荷物は多くないのでそこまでの話ではないですが。
というわけで名古屋到着。
新幹線だとあっという間なので寝ないように心がけました。
乗り過ごしたら色々詰む。
元々名古屋は予定外で、数日前に問題が発生して急遽来ることになったのですが、まあ「大阪のついで」で良かったと思うことにします。
仮に「逆」だったら結構面倒だし、ましてや新潟とか仙台の時だったら「ついで」でも何でもないって事になってたので。
今回の件は「どうしてもこのタイミングで来なければいけない話」ではあるものの、「来てしまえばわりと解決は簡単」というレベルなので、
「専門業者3社に断られ途方に暮れながら赴いた大阪」
に比べればだいぶ気が楽ではあります。
実際の仕事も想定された範囲の中で対応できたので予定の時間内に終えることができました。
仕事が片付けば宿に入ります。
もちろん「大浴場」「朝食付き」の「いつもの宿」です。
自分で手配しておいて完全に忘れていたのですが、部屋に入っていつもと違ってものすごく広かったのでちょっとビビりました。
確か広い部屋に安く泊まれるお得なプランを選択したんでした。
ちょっとした贅沢。
名古屋での仕事も片付いたので、あとは明日帰るだけです。
当然風呂に入って体勢を立て直したら出撃することにします。
つづきます。
また大阪に行ってきました(4)
大阪2日目の夜です。
夕食とお土産のために新大阪に来ました。
お土産は荷物になるので先に夕食にします。
時間がちょっと早いので、初日の昼に来たこちらにまた来ました。
なんとなく気に入ったので。
まずは自分にお疲れ様。
せっかくなので海鮮をいただきますよ。
それなりの人気店のようで次から次にお客さんが来てますね。
そういうところは長居せずにサクッと飲んでサクッと撤収します。
元々0次会的な予定でしたし。
本命はこちら。
前回同様串かつです。
元の予定では帰る前の昼食としてここに寄ってから新幹線に乗るつもりだったんですけど、前回同様
明日朝から名古屋に移動して別件の仕事
があるので夜のうちに。
まだですかええまたですよまたですとも。
入場券買って改札から入ります。
とりあえず飲みます。
余り考えずにいつも通りのセットを注文。
揚げたてウマイ。
これで「大阪でやるべきこと」はほぼ終わりました。
お土産買ったら宿に戻って風呂入って飲み直しながらSwitchに興じます。
名古屋編につづきます。
また大阪に行ってきました(3)
大阪2日目です。
ホテルの朝食バイキングが7時からと言うことなので、開始時間に合わせて行きます。
昨今では感染拡大防止の観点からバイキング形式をやめて定食とかお弁当にしているところも多いようですが、ここは相変わらずバイキングなので早めに行った方が安全という判断。
結構混雑してました。
8月に同じ系列に泊まった時はこの時間ならガラガラだったのに。
やっぱり出張需要が回復しつつあるんですかね。
ちょっとだけ出遅れました。
もう少し遅かったら席が空いていなくて少し待つようだったので、まだ幸運だったと思うことにします。
まあ大阪は他の地域に比べて朝食バイキングの「ご当地感」はちょっと薄めですよね。
それはさておき。
昨日買った靴を履いて出かけます。
壊れた靴はゴミ箱に投げ込みました。
昨日は期せずして電車に乗り遅れ予定が色々狂ったので、今日はちょっと早めに駅に向かいます。
ホームに降りたら二本前の電車がいたので乗りました。
余裕があるというのは良いことです。
目的地駅に停まらない電車でした。
発車してすぐに気がついたのですぐに次の駅で降りて事なきを得ましたが、そのまま乗っていたらいきなり昨日どころではないタイムロスになるところでした。
結果的に一本早い電車で目的地駅に着き、予定していたバスにも余裕をもって乗れました。
幸先が良いぞ。
さっき間違えたのはノーカンで。
仕事は当然のようにそれなりに苦労しましたが、昨日から考えていた作戦がうまくハマったのでどうにか問題を解決することができました。
夏の忘れ物をきっちり回収した気分。
これでしばらく大阪に来なくてもよさそうです。
予定の時間より少し早く仕事を終え、宿にもどります。
作戦がハマらないとかなり時間がかかる可能性もあったので、大阪にもう一泊するのです。
2泊の中で終わらなかった時のことは考えませんでした。
宿で体勢を立て直し、街に出ます。
夕食(飲み)がてらお土産も買いたかったので、宿周辺では無く新大阪まで行きます。
ところで、「大阪みやげ」って毎回凄く困るんですよね。
大阪のおみやげものって
・たこ焼き/お好み焼きを連想させるお菓子
・阪神タイガースを連想させるお菓子
・お笑い関連を連想させるお菓子
このあたりがかなりの割合を占めると思うんですよ。
まあこれはこれで別に悪くはないと思うんですけど、所謂
出オチ
的なテイストが強すぎて
一度買ったら二回目は要らない
って感じになるんですよね…。
(↑代表的な「出オチ」の例。)
これ以外の「おいしそうなもの」ってかなり高い確率で「京都」とか「神戸」のおみやげだったり、「数日後に誰かに渡す」という事に向いてなさそうなものばっかりで…。
「大阪名物」って物理的なものより「概念」の方が強すぎると思います。
それが大阪のアイデンティティ。
つづきます。