仙台に行きました(1)
世間では新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないと大騒ぎですが、そんなまっただ中にまた仕事で遠くに出かけてきましたよ。
思えば今年はコロナの事を考えるとやたらと遠出もできないと思っていましたが、結果的に(主に先方の都合で)例年と同様かむしろそれ以上にあちこち行ったような気がします。
予定では今回が今年最後になるはずです。
行き先は一年ぶりの仙台です。
東京駅の新幹線ホームで周りを見回すと、
高齢者の旅行客多いこと多いこと。
結構な人数のツアーで動いてました。
GoToトラベルが有ったとは言え、なんだかんだで結局一番自由に振る舞っているのは「あの辺の世代」なんだってのがよくわかります。
新幹線の座席はそこそこ埋まっていましたが、見回した限りでは「知らない人と隣同士」という状況はほとんど無かったようでした。
私の隣も誰も乗ってきませんでしたし。
新幹線での仙台はとても近く感じます。
色々時間つぶしを持って行きましたが、動画一本見た程度でほとんどが出番無く仙台に着きました。
Switchも出さなかったくらいなので。
東北地方ですし同じ時期に去年行ったときはやたら寒かった覚えがあるので防寒に関してはかなりしっかりと準備をしていったのですが、
嘘だろってくらい暖かかったです。
動いているうちにじわっと汗ばむ程度に。
用意した上着は必要なさそうな予感。
着ていった上着を片手に早速仕事に向かいます。
スケジュールがわりと分刻みなのでのんびりしているひまはありません。
何故分刻みになるかと言えば、仕事のパターンが決まっている場合は予測が立てやすくて無駄に高い精度でスケジュールが組めるからという話なのですが、それより一番大きな要因が
店が混雑する前に昼食に動く
ということを目指している点です。
午前中にできることは無駄なく済ませておいて、早めに昼休みに突入したい所存。
そんな、仕事で行っていることを考えると明らかに
あさっての方向の努力
ですが、その甲斐あって予定よりほんの少し早めに昼休みに突入です。
仙台の昼食は第一候補の店が決まっているのでまっすぐ向かいます。
たどりついたのは前回と同じこちらのお店。
中をのぞき込むと、開店時刻からそれほどたっていないにもかかわらず既に数組のお客さんが入っていました。
結構綱渡りだった感じです。
やはり観光の人が多いようです。
一人なのでいつもならカウンターですが、この日はカウンターが埋まっていたので奥のテーブルに通されます。
ここの海鮮丼は、その日の仕入れによって何が乗っているかわからない「おみくじ丼」が名物です。
他に定食などもあります。
海鮮丼は値段で何種類かあって毎回「自分へのちょっとしたご褒美」のつもりで高い方を頼んでいたわけですが、今回は前に来たときとまた少しメニューが変わっているのか更に上の「大吉丼」というものがあることに気がつきました。
いや、前にもあって気がつかなかった可能性もあるんですけど。
オーダーしたらとりあえず一安心。
一息ついたあたりで新たな客が次から次に来店します。
そこからものの数分で「満席」となってお断りされる人が続出していました。
4人掛けテーブルを一人で占有しているのが申し訳なさの極致。
まあ別に悪いことをしているわけではないしたまたまそうなっただけなので仕方が無いのですが。
ともあれこれがその「大吉丼」。
確かに「大吉感」は満載です。
一瞬どうやって食べようか迷うやつ。
眺めてばかりでも仕方ないのでいただきます。
ここは「お醤油は丼にかけずにいただく」ことを勧められるので、その通りにします。
普段なら大量のわさびを溶いた大量の醤油をぶっかけるんですけどね。
更に温泉卵が付いていますが、こちらは「中落ちとご飯を少し残して卵と混ぜて食べる」というのがおすすめのようなのでこれも言われるがままに試すことにします。
非常に贅沢な気分を堪能した昼休みでしたが、やはり4人掛けを一人で占有し続けるのは申し訳ないので、食後は早々に退散します。
少しだけ浮いた時間でお土産の調達と発送の手配をしてから仕事に戻ります。
午後の仕事も(多少の想定外があってバタついた部分もあったものの)概ね順調で、予定よりも少々早めに片付いたので宿に向かいます。
大した距離でもないし時間があるので歩いてもよかったんですけど、荷物が多かったのでタクシー(経費)で。
つづく