DM200をLinux機にしてみる
色々な紆余曲折があったものの、iOS、android、Windowsの間でのテキストデータの共有と、そこにポメラを入れるという試みに関しては一応の目処がつきました。
これで出先でガンガンテキストを打ってPCや「SImplenote」に投入という流れが実現できるようになりました。
実はここでもう一つ、ポメラ購入の目的(DM200を選択)した意図がありました。
ポメラ「DM200」はLinuxを動かすことができるらしいのです。
ポメラとしては最重量モデルの「DM200」ですが、「Linux機」としては相当の小型・軽量機と言えるのではないでしょうか。
しかも「DM200」はWiFi機能搭載。
なんか「実用的」なことになりそうな気がします。
「実用」で使うかどうかは別として。
「何に使う」とかそういうことは二の次で、「できる」というなら「やってみよう」というのがここまでの流れ。
四の五の言わずに早速やってみます。
参考にしたのは下記のサイトです。
余計なこと考えずにここに書かれているとおりにやればポメラLinux化計画完了です。
先人の知恵素晴らしい。
詳細はリンク先をよく読んでその通りにやれば間違いないので、とりあえずやった流れと感想だけざっくりと。
※ポメラのLinux化はメーカー保証対象外なので自己責任ですよ。
(用意するもの)
SDカード(16G以上)
PC
SDカードリーダー
SDカードにイメージを書き込めるPC用アプリケーション
Linux化用の各種ツール・データなど
SDカードにイメージを書き込むあたりに一番時間がかかったような気がしますが、それ以外はたいした手間もかからずに完了しました。
まあここまでだと「Linux化した」というだけの状態なので「実用的なLinux機にする」というためには色々と手数が必要になりますが。
この話のすごいところは、「ポメラをLinux機に変えてしまう」ということではなくて、「ポメラで『Linuxも』使えるようになる」というところですね。
元々のポメラの環境はそのままでLinux環境が別途導入されている、所謂「デュアルブート」状態という形になるのです。
しかもポメラは元よりLinux環境の起動も結構速いので、切り替えがさほどストレスになりません。
今後はGUI化などもう少し色々試してみたいと思います。
実際に手にしてみると全然「高い買い物」じゃなかったな。
ここまで遊べるおもちゃだったとは。
しばらくは退屈しなそうです。