テキストデータの同期を考える[(9)アップロード機能を試す]
前回「ポメラSync」で他のプラットフォームとテキストデータの同期を試してみたわけですが、「無理矢理やっている部分」に関しては問題てんこ盛りで運用に工夫が必要そうです。
まあ「運用の工夫」ってやつは嫌いじゃないんですが。
それなりに楽しんでいるのは事実。
それはさておき、今回はポメラ「DM200」のもう一つのデータ共有手段「アップロード」機能を試してみます。
「アップロード」と言ってもFTPとかクラウドにアップロードすると言うことではなく、やっていることは結局「メール送信」です。
普通にメーラーで受信して使うというだけでなく、ブログやクラウドなどでメールによる投稿(アップロード)に対応しているサービスが数多くありますが、そういったサービスに直接データを投入する時に便利な機能のようです。
早速「はてなブログ」の下書き投稿用アドレスにテストメールを送ってみます。
…と思ったら、はてなブログのやつはポメラで登録可能なメールアドレスの文字数をオーバーしていて登録できないらしい!…と思ったら、その後のファームアップで54文字まで大丈夫になっていて、はてなブログも投稿できるようになったようです。
マニュアルにも「54文字」ってちゃんと書いてありました。
無駄に慌ててしまいました。
アドレスが長い場合は転送機能を使うとかGoogle Apps Scriptで仕掛けを作るとか様々な「先人の知恵」がありましたが、そういう積み重ねの上に現状があると思うと感慨深いものがあります。
というか、対応文字数増えてたの知らないでGoogle Apps Scriptで対応する仕掛け試しちゃったけどな!
それはそれで面白かったから良し。
マニュアルはちゃんと読むべきですね。
送ってみると何の問題も無く送信できて、ブログの下書きとして投稿されていました。
ポメラで大方書き終えてしまっている場合はこれで直接ブログに送ってしまって管理画面で仕上げたら話が早いですね。
確かにメール投稿に対応したサービスであれば「ポメラSync」より簡単ですね。
「ポメラSync」の実用性に疑問の声が見られるのもわからないでもないです。
ただ今のままだと「アップロード」機能が活きる場面もかぎられていて、使う時には「結局メールからコピペ」ってことになっちゃいそうなので、もう少し「アップロード」機能の使い方を考えてみたいと思います。