テキストデータの同期を考える[(6)Windowsを含めた運用]
ポメラが欲しい個人的な葛藤を長々と書き続けましたが、一応それを前提にテキスト同期の話に戻ります。
現時点ではGmailを介することでiOS、androidそして(おそらく)ポメラの三者間では(多少問題は抱えつつも)シームレスに近い状態でテキストデータの同期が(ほどほどに)実現できているような気がします。
実際にはポメラから同期したテキストはGmail上で「Notes/pomera_sync」というラベリングになるようなので、その辺の操作は必要になるようですが。
あとはWindowsを仲間に入れてやれば完成なのですが、どうやら同じようにはいかないというところまで行って、ポメラの話に脱線したかと思います。
ただ、運用の前提条件を考えればiOS、android、ポメラは「適宜使い分け」という形になるためにデータは「常時同期されている状態」が望ましいわけですが、対してWindowsに関しては「最終的な完成作業」の為に使うので、「必要な時にデータを持ってくれば良い」ということになります。
なので、「常時同期」の仲間にWindowsを入れることは早々に諦めます。
この時点でWindows以外での「実用的な『常時同期』」がここまでの手法で実際に成立しているかどうかはここでは問題視しません。
理論上「できる」なら今はOK。
ではどのように運用するかと言う話ですが、ここで最初の最初の方に話を戻せば既にiOS、android、Windowsの三者に関してはデータの「常時同期」は実現されていました。
「Simplenote」があるからですね。
こんな感じ。
ということは、外などでネタを書き溜めたり下書きをしたりする場合はポメラを軸にデータを共有し、込み入った編集をするとか完成させるとかそういった場合にはiOSかandroidのどちらかからテキストを「Simplenote」に投入してやればWindowsでも共有できるという形で良いのではないかと思っています。
「コピペで『Simplenote』に投入」というワンアクションは必要になりますが、そこはあまり問題視しないことにしました。なぜならば、ここで構築しているテキストの同期スタイルに関しては「 (おそらくポメラ以外の)入力環境が激しく使いにくい」という問題があるからです。
Windowsの「ResophNotes」やandroidの「CloudNotes」はアプリケーション内のテキストエディタ部分が貧弱、もしくは不具合と思わざるを得ない挙動がちょいちょいあり、これで長文を入力したり編集したりするのは少々難があります。
そのため、これらは「テキスト同期環境」と割り切ってしまい、「テキスト入力環境」は各プラットフォーム内で個別に手になじむものを用意してそこから「同期環境」に投入するという形にならざるを得ないので、結局どのプラットフォームでも「入力したテキストを他のアプリにコピペ」的な手間は最初から織り込み済みで考えていました。
なのでWindowsとの同期に関して「一旦『Simplenote』に投入して同期」という手間も想定の範囲と言うことにしておきます。
その辺の運用は柔軟にあるがままを受け入れるというのも大事。
この形であれば逆方向の、Windows側で編集したテキストを「Simplenote」経由でandroidかiOSからポメラと(Gmailを介して)同期することも可能になるかなと。
かなり回りくどい方法論に「運用でカバー」という力業までねじ込んで「理想の同期環境」を構築できそうな気がしています。
あとは実際にポメラを買うだけです。
それはもう少しだけ時間が要る話になるかと思うので、当面は「Simplenote」を軸にテキストの同期・共有をしながら、引き続きGmailとの同期も試しつつ運用していきます。
ここまでやったなら早く買えという話ですが。
今更ながら買うと確定したわけではないので、購入に関する検討とかそういうのもここで書くかもしれません。
何はともあれこんな感じでぼちぼち続けていきたいと思います。