テキストデータの同期を考える[(5)ポメラの同期機能]
ここまでわざわざ回りくどい方法でのテキスト同期を試していたのはポメラ購入を見据えての話だったという、相当どうでもいいカミングアウトの前回でしたが、ポメラとテキスト同期の話がどのように繋がるのかというところのお話です。
ポメラに関しては今まで「欲しいな~高いな~」だったのが「買いたい!どうする?」に変わったので、色々突っ込んで調べてみました。
現在発売されているのは、所謂「クラムシェル型」の「DM200」と
キーボードが折りたたまれてさらにコンパクトになる「DM30」
の2機種と言うことになるようです。
この2機種は筐体以外に電源方式やディスプレイなどの仕様に明確な違いがあるようです。
その2機種のうちの現在の最上位機種である「DM200」ではWiFi機能が搭載され、ネットワークを利用して「ポメラSync」でデータを同期したりメールでテキストを送信したり(受信機能は無い)できるようです。
それは凄い。
自分の場合は「ネットワーク経由でのデータ同期」が必要なので消去法的に「DM200」一択になります。
しかしよく調べてみるとデータの同期機能「ポメラSync」はiOSやMacには対応しているものの、androidやWindowsには対応していないらしいのです。
androidと同期したい、Windowsにデータを渡したい、購入熱は高まっているのにここで何故非対応!
ただこれまたよく調べてみたところ、ポメラがiOSやMacとの同期をどのように実現しているかというと「ポメラSync」がやっているのは実は「Gmailとの同期」であって、「Gmailとメモとの同期」に関してはiOS(Mac)側の機能だと言うことのようです。
つまり
からの
ということですね。
ならば、「Gmailと同期できるメモ(テキスト)アプリ」があれば、プラットフォーム関係なくポメラとのテキストデータ同期が可能になると言うことになります。
そこで、Windowsはともかく、androidとの同期ができるようであればとりあえず買う動機としては成立するんじゃないか、そんなこれまたどうでもいい葛藤を勝手に自分の中だけでした上で、とりあえず裏付けだけは先にとっておこうと購入に先立って、というより先走って検証をしてみようとおもったわけです。
実際のところ「ポメラSync」は「遅い」という評価があり、実用的かどうかは意見が分かれるところのようですが、自分の場合は「できる」というなら「やってみたい」という興味本位が大事なので、実用性はこの際二の次です。
いざとなったらQRコードなりSDカードなりでやればいいわけで。
(ここまでのコンセプト全無視上等。)
ここまでの検証を踏まえて構築すべきテキスト入力環境を妄想すると、
基本的にポメラを使い、ポメラが出せないような状況でのネタの記録や編集はiPadやandroidスマートフォンで対応、データを同期、共有しつつ最終的にはPCに移して完成させるという流れになるのではないかと思います。
よって「ポメラを買おう」という気持ちがこのままゴールにたどり着くために、解決すべき残りの課題は「PC(Windows)にデータを移す」という手順です。