テキストデータの同期を考える[(4)テキストの同期を目指す動機]
前回、前々回と、Gmailを介してiOSとandroidのテキストデータを同期できることがわかりました。
これでWindowsのテキストデータをGmailと同期する方法があればこの話もきれいにまとまるのですが、今のところ簡単で適当な方法がみつかっていません。
まあPCだったらGoogleドライブとかGASとか使えって話になると思うので、わざわざ
回りくどい方法でやらなくていいって話でしょうか。
それで終わりだとちょっとアレなので、一旦寄り道としてそもそも何故このような回りくどい方法でテキストの同期を目指しているのかという話をします。
今の時点だと「Gmailを介する必然性」ってのがまるでないわけで。
単純に「できる」なら「やってみよう」という興味本位が第一ではありますが、実は「裏」の目的として
の購入を少し踏み込んで考えていて、現在の手元の機種にポメラを加えた運用を考えると、少しまわりくどい方法が必要らしいのです。
テキストの同期は少し置いといて、ポメラについて少々語ります。
まだ持ってないのに。
ポメラと言えばあくまでテキスト入力専門で、ネットワーク機能が無いためにネットサーフィンどころかメールの送受信すらできないという割り切り型の一芸特化マシンとして世に出ました。
そんなポメラをもうずっと前から欲しいと思っていたのですが、なかなか手が出ずにいました。
現行機種だと発売から3年程度経過した現在でも4万円近い実売価格だったりするようで、「面白そうなガジェットをちょっとお試し」の感覚だと明らかに高い。
もう少し「自分が使う」ことのイメージとか動機付けが必要でした。
そんな中、最近になってまた唐突にポメラ購入熱が沸いてきたので調べてみたら、どうやらシリーズ初のWiFi機能とメール機能が搭載されてるらしいじゃないですか。
目を背けている間にそこまで来ていたか。
と言ってもWiFiはネットサーフィンとかメールの受信とかの為ではなく、両方ともテキストデータを他の端末とやりとりするためだけの機能のようです。
さすがテキスト入力専用機。
コンセプトにブレが無い。
それまでのポメラはデータの移動はSDカード、USB接続、QRコード等で行うしかなく、FlashAirのWiFi機能経由でデータを送信できるとなった時ですら画期的な進歩でした。
WiFi搭載はそれ以上の大きな進化です。
一芸特化ガジェットを自分のライフスタイルに捻じ込みたい、そして連携で苦労してみたいというちょっとおかしな欲求をガッツリ刺激されました。
ではポメラのデータ同期機能とはどういうものか、次回はそのあたりを。