テキストデータの同期を考える[(3)androidとGmailの同期(修正からの追記)]
(追記)
ここでは所謂「野良apk」を拾ってきて強引に同期を実現しましたが、結果的に同期はできたもののその後色々問題も起きますしあまりお勧めできるものでもないので、私自身はこの方法はやめました。
ここは読まなくてもテキスト同期環境は構築できるかと思うので、飛ばして大丈夫です。
結論としてはここだけでOK
↓
以下は一応アーカイブとしては残しておきます。
編集は一方通行ですが、作成は双方向にできると言うことがわかりました。
だったらiOSと同じようにGmailをandroidのメモ系アプリと同期できないか試してみます。
この辺は調べてみると大概
・CloudNotes
・Gnotes
この2つのアプリにぶつかるようです。
ならば両方試してみようと思うのですが、あちこちで名前が挙がっているこの2つのアプリは(情報が紹介されているものに関しては)既にPlayストアでの公開を停止しているようです。
なんかアイコンが違うと思った。
同名のアプリは山のように存在しますが、代替が務まるものがあるのかは不明です。
仕方が無いのでもう少し調べてみると、「CloudNotes」のAPKを配布しているサイトを見つけました。
まあこういうものは所謂「自己責任」ということで慎重に確認した上でダウンロード&インストール。
(俗に言う野良apk的なものなのでリンクは載せません)
Gmailの二段階認証を設定しているとGoogleアカウントで「アプリパスワード」を発行する必要があったりしますが、その辺は淡々と遂行。
アカウント設定完了後にアプリ画面上部のボタンをタップすると先ほどのテストでGmailに登録されたテキストが同期されました。
iOSの時と同様、「やったこと」と「結果」に関して書きます。
①「CloudNotes」でテキストを新規作成
→Gmailの「Notes」というラベルに
メールとして同期されました。
※メールなのでGmail側で
直接編集はできません。
②一度Gmailと同期したテキストを
「CloudNotes」で編集
→内容が編集されたテキストがGmail側に
反映されました。
③Gmail側で自分宛の新規メールを作成して送信し、
受信したメールのラベルを「Notes」に変更
→「CloudNotes」側に反映されたメールが
文字化けしていました。
④自分宛のメールから反映されたテキスト(文字化け)に
「CloudNotes」でテキストを追加
→Gmail側に文字化け+先ほど追加した
テキストのメールが新たに作成
されました。
⑤Gmail側で「下書き」状態のメールのラベルを
「Notes」に変更
→「CloudNotes」側には特に変化は
無いものの、Gmail側に新たに
文字化けしたメールが作成
されていました。
ラベルを変更した下書きは
ラベルが無い状態で下書きとして
残っています。
⑥iOSの「メモ」で同期状態を確認
→①、②で作成・編集したテキストと、
③、④、⑤で文字化けしたテキストが
同期されていました。
ほうほう。
androidからGmailの方向で新規作成されたテキストは大体問題なく同期されて編集が可能なのに、Gmailからandroidの方向で新規作成されたテキストは文字化けが発生するようです。
確かに「CloudNotes」はGmailとの同期で文字化けが発生するという情報は見かけていたので、このケースのことだと思われます。
間にGmailを挟んだ形でのiOSとandroid間のテキストの同期は問題なくできるようなので、とりあえずこの場合の自分の使い方では問題は無いようにも思いますが、もう少し探してみます。
探した結果、「Gnotes」のAPKを配布しているサイトも見つけました。
これも当然「自己責任」ということで慎重に確認した上でダウンロード&インストールしてみます。
(これも俗に言う野良apk的なものなのでリンクは載せません)
同じくGoogleアカウントで「アプリパスワード」を発行してセットアップ。
アカウント設定が完了すると先ほどのテストでGmailに登録されたテキストが自動的に同期されました。
同期は手動で行うように設定することもできます。
引き続き「やったこと」と「結果」に関して書きます。
①「Gnotes」でテキストを新規作成
→Gmailの「Notes」というラベルに
メールとして同期されました。
※メールなのでGmail側で
直接編集はできません。
②一度Gmailと同期したテキストを
「Gnotes」で編集
→内容が編集されたテキストがGmail側に
反映されました。
③Gmail側で自分宛の新規メールを作成して送信し、
受信したメールのラベルを「Notes」に変更
→「Gnotes」側に文字化け無しで反映されていました。
④自分宛のメールから反映されたテキスト(文字化け)に
「Gnotes」でテキストを追加
→Gmail側に文字化けなどの問題なく反映されました。
⑤Gmail側で「下書き」状態のメールのラベルを
「Notes」に変更
→「Gnotes」側に文字文字化けなどの問題なく反映されていました。
⑥iOSの「メモ」で同期状態を確認
→Gmail側には行くのですが、iOSの「メモ」には来ないようです。
後から試しに作った「CloudNotes」のテキストは来ています。
この辺の挙動はよくわかりません。
「Gnotes」と「CloudNotes」それぞれで新規作成したテキストは
相互に同期されているのですが、「Gnotes」で作成した分だけが
iOSの「メモ」と同期されない状態のようです。
逆にiOSの「メモ」で新規作成したテキストは「Gnotes」に
同期されるので、「Gnotes」固有の問題かiOSの「メモ」との
間に何らかの問題を抱えていると言うことでしょうか。
なるほど。
「Gnotes」は文字化けの問題は無いようですが、運用は少し考える必要がありそうですね。
と、思ったところで数回試したあたりから何故かアカウントの認証エラーが出て同期ができなくなりました。
Gmail側か「Gnotes」側で色々操作しているうちにいつのまにか「[Gmail/Trash]」というラベルが作られていて、そこにメールが入っていたおかげでうまくいかなかったようです。
メールとラベルを削除したら同期するようになりました。
(ラベルは後で勝手に復活しました。)
まあ公開停止の野良アプリなんで諸々の不具合もやむなしといったところでしょうか。
もう少し試してみますが、今はとりあえず「CloudNotes」と併用してみます。
では次はWindowsとの間ではどうするかを考えてみたいと思います。