MacroDroidのススメ
ここまでポメラのことが中心でしたが、他のこともどんどん書いていきますよ。
基本的にポメラのような「ガジェット類」が大好物な訳ですが、ソフトウェア的な「仕掛け系」ってのも結構な好物だったりします。
先日散々いじくった「Zapier」なんかもちょっと齧ったらもう他に使いたくてうずうずしてたりするわけです。
そんな私がものすごく重宝しているandroidのアプリがあります。
「MacroDroid」というアプリです。
いろいろな「トリガー」を設定すると、様々な「アクション」を実行してくれるというものです。
似たようなアプリは他にもありますが、いくつか使った中でこの「MacroDroid」が一番使い勝手がよく応用も利き、自分のスタイルに一番あっていると思いました。
元々はWiFiやマナーモードの自動オン/オフができればいいという程度で使い始めたものですが、最近ではちょっとした「困りごと」は大概これで解決できるという状況なので手放せません。
今回はこの「MacroDroid」で解決した「超個人的な困りごと」に関していくつか紹介します。
①Bluetoothイヤホン音量デカすぎ問題
Bluetoothイヤホンを使って音楽を聴いたりすることがあるのですが、その時にいきなり大音量で音が出てきて驚くことがありました。
スマホの設定でいろいろいじっても、イヤホンを接続するたびにまた大音量ということがあったので、「MacroDroid」で下記のようにしてみました。
・Bluetoothイヤホンが接続されたら、メディア音量を設定された値に変更
これで安心。
②Galaxyキーボード切り替え問題
仕事用のスマホとして会社からGalaxyを持たされています。
このGalaxy、新しいモデルが出るたびに新機能を搭載してくるなどかなり「意欲的なモデル」と言えますが、その反面「クセが強い」という部分も若干あります。
私はATOK派なのでPCにもスマホにもすべてATOKを入れていますが、このGalaxy、Bluetoothキーボードを繋ぐとなぜか日本語入力を標準の「Galaxyキーボード」に勝手に、強制的に変更します。
その後にATOKに戻すことはできるのですが、いちいち設定で変更しないといけないし回避もできないということで地味ではありますが非常にストレスになります。
過去のモデルだと回避の方法もあったようですが、使っているモデルには対応していないので困っていました。
そこで、「MacroDroid」で下記の仕掛けを作りました。
・Bluetoothキーボードが繋がったら数秒待機
→その間に「Galaxyキーボード」への強制変更メッセージなどをやり過ごします。
・待機が終了したらキーボード選択のダイアログを表示
→ATOKに戻してめでたしめでたし
という流れです。
これでBluetoothキーボード使用時のストレスが若干軽減しました。
③BTミニフォン接続切れやすい問題
BTミニフォンってご存じですか?
ここ数ヶ月(一部で)話題になっている、Bluetoothで接続するスマホ用の子機です。
UFOキャッチャーの景品としてあちこちで見かけたりしましたし、秋葉原の某店では入荷次第わりとすぐに完売してしまうと言われた逸品です。
私はメルカリで安く買えました。
このBTミニフォン、素性としては海外用の携帯電話で、機能を制限して国内で子機として使えるようにしたというものらしいです。
見た目はおもちゃですが通話は思った以上にちゃんと使えます。
その反面、Bluetoothの接続がいつの間にか切れていることが多く、肝心なときに使えないということもしばしば。
ということで「MacroDroid」で下記のような仕掛けを作りました。
・BTミニフォンが接続/切断されたらスマホに通知
・切断時には再接続を試みる
・再接続できなければ改めて通知
これは大まかな流れで実際はもう少しいろいろと細かい制御をしています。
とりあえず必要な範囲で接続を維持することができています。
「MacroDroid」は用意されているトリガーやアクションの種類が豊富で、かなりいろいろなケースに対応することができると思います。
条件で処理を分岐させたり変数を使って各種フラグを立てたりできるので、かなり突っ込んだところまで制御できます。
無料だと設定できるマクロの数が5つまでで、マクロの設定などをすると唐突に全画面の動画広告が再生されたりしてそこは凄く鬱陶しいです。
買い切りで300円ちょいだったかと思うので、無料版で「使える」と思った人は速やかに有料版を買った方が幸せだと思います。
他の自動化系アプリと比べてもできることが多くて有料版もわりと安いのでコスパは良いです。
これこそ「かゆいところに手が届く」アプリだと思うので、気になる方は是非お試しください。