改めて移動履歴を蓄積してみる(1)
以前こんな記事を書きました。
この記事で「逆ジオコーディング」で使用していたサイトが無くなってしまったようなので、この方法は利用できなくなりました。
まあ、そもそも結構無理矢理実現していたのでどこかで破綻するとは思っていましたが。
改めて移動履歴を蓄積しようと思うのですが、ちょっと視点を変えてみようと思います。
前回の方法は、「定期的に自分の現在位置を取得して記録する」というものでした。
そもそもこの前提からして自分のスタイルと違うということに気づきました。
私は公私にわたってちょいちょい旅にでることがあるわけですが、その中で「移動工程」というものは事前に結構細かく調査、設定します。
それは電車だろうが飛行機だろうが車だろうが変わりません。
到着時間や乗り換えにかかる時間、一時的な滞在時間はだいたい過去の経験からなんとなく想定することはできるのですが、前提条件も変わったりするので毎回色々調べたり計算したりしています。
特に車での長距離移動の場合は時期などを考慮して道路状況を想定して走行速度や休憩時間など、結構細かく計算したりもします。
わりとその計算通りに進んだりするので気持ち悪がられることも多いですが。
そういった「前提条件」と「想定」に対する「結果」というものは可能な範囲で記録をとるようにしていますが、つい忘れてしまったりそんな余裕が無かったりと言うこともしばしば。
そういう用途も意識しての「移動履歴の蓄積」だったわけですが、この場合必要なのは「何時にどこにいたか?」ではなく
「そこにいたのが何時か?」
ということだと気づきました。
何が違うのかよくわかりませんね。
要するに、時間基準で「この時間にここにいたよ」という情報を取得するのではなく、
位置基準で「ここに着いたのは何時だよ」
という情報を取得する方が自分のスタイルに合うと言うことに気がついたのです。
遅ぇよ。
行く場所、通るルートがある程度想定されているのであれば、「その場所に接近した(遠ざかった)」という事をトリガーに、その時間を蓄積すればよいという話ですね。
最初からこれで良かった。
この考え方だと前に書いた記事に比べて簡単な仕組みでできますし、考えるべき制限も多くないはずです。
まあ事前の準備は面倒なんですけど。
じゃあ実際にやってみるのは次回で。
つづきます。