機内モードの切り替えを自動化してみる(準備編)
去年から今年にかけて何回か飛行機に乗りました。
飛行機と言えば乗る前に色々なことを考えます。
なるべく荷物をコンパクトにまとめておかないととか、手荷物検査の時に突っ込まれそうなポイントを押さえておこうとか、細かいことが色々気になってしまう私ではありますが、気をつけることというか忘れてはいけないことの一つとして
機内モードの設定
があります。
先日こちらにも書きましたが、
旅の時にスマホを2台、タブレットを2台(供にSIM入り)、そしてNintendo Switch Liteと実に「搭乗時に機内モードの設定を要する機器」が5台あったりするので、それぞれをいちいち機内モードを設定して着陸後に解除するって地味に面倒だったりするわけです。
さすがにSwitchは出発前に機内モードにしておいて宿でプレイするときに解除すればいいので置いておくとして、スマホとかタブレットはちゃんと設定しないと問題ありますし解除を忘れたらそれはそれで困ることになりそうなので、面倒でもちゃんとやらないとイカンわけです。
そこでこれです。
MacroDroid - デバイス自動化 - Google Play のアプリ
いつもの流れですね。
もうね、最近は「MacroDroid」に対する愛を隠しもせずダダ漏れにしている弊ブログです。これのおかげで社会生活が営めていると行っても過言ではない。
とりあえず4台の機器の内iPadに関してはMacroDroid非対応なので今は置いておくとして、ここではandroidに限定して進めていきます。
MacroDroidはデフォルトのままだと機内モードの制御ができません。
機内モードを制御するためには次の3つのどれかをやっておかなくてはいけません。
(1) ルート化
まあこれができれば大概のことは制限無くできるようになりますけどね。
ただ、昔に比べて「ルート化しないとできない」ということって少なくなってますし、ハードルが高いとかリスクがあるとか色々面倒なのでおすすめしません。
(2) デフォルトのアシスタントアプリの変更
理屈はわからないんですけど、MacroDroidをデフォルトのアシスタントアプリに設定すれば機内モードの制御ができるようになります。
設定 → アプリ → デフォルトのアプリ → デジタルアシスタントアプリ
と進んでいって、「デフォルトのデジタルアシスタントアプリ」をタップすれば変更可能なアプリの一覧が表示されます。
ここでMacroDroidを選択すればOKです。
この方法は「標準の機能」だけでできるので一番簡単です。
デフォルトがGoogleじゃなければ困る事情の無い人はこれでいいと思います。
(3) ADB Hack
この方法は「開発者向けオプションの有効化」「USBデバッグの有効化」、更にPC側で「ADBを使えるようにする」「PCとスマホを接続してコマンド入力」とハードルが結構あってなかなか「人を選ぶ」方法ではあるのですが、機内モードの他にも使えるようになる機能があるようなので可能であればこれが一番いいとは思います。
可能な人は(3)、途中で躓きそう(躓いた)人は(2)、チャレンジ精神旺盛でリスク上等な人は(1)って感じですかね。
いずれにせよやるのは自己責任で。
いずれかの方法が完了したら、MacroDroidで機内モードの操作ができるようになるはずです。
準備ができたところで実際のマクロは次回にします。
つづきます。