テキスト入力体制見直し(2021年版)
おかげさまで「あの後」は無事に回復して元気になりました。
このご時世、風邪にも気をつけましょうね。
それはさておき。
ポメラを購入してから一年以上が経ち、自分のテキスト入力のスタイルも一応「完成形」に近い形になっているような気がします。
ベースとしてはここで書いたものと変わりません。
この時から変わった点としては、「ポメラSyncの使い方」、「各ガジェットで使用するテキスト入力アプリ」というところです。
その辺を書いていきます。
まず、ポメラと他ガジェットの間の同期に関しては「アップロード」機能を使用した「一方通行」という形になっていて、当初は基本的に「ポメラSync」の出番はありませんでした。
当時の状況だと色々不都合もあったので。
ですが、最近ではiPadで「メモ」にとりあえず思いついた「ネタ」を簡単に記録しておいて、「ポメラSync」で同期した後にポメラでそのネタを膨らませて「文章」にするという形も一部とるようになっています。
SIMを入れているので単体で通信できるiPadはその分使用する場面も多く「とりあえずネタを押さえておく」という点では非常に便利です。
ただ、iPadだと(Bluetoothキーボードを使っても)入力時に理解しがたい挙動が発生する場面がちょいちょいあり、「メインの文章入力機器」にはなかなかなり得ないんですよね。
挙動に関してはアプリとの組み合わせの話もあるのだとは思いますが、それ以前にそもそもBluetoothキーボードで純正以外の日本語入力が使えないと言うこともあり、「文章をしっかり『書く』」という点では評価を他に譲る感じかなと。
なのでiOSの「メモ」とポメラの間の同期は(一応)問題ないという点「のみ」を活かして、iPadで蓄積した細かい「ネタ」をポメラと同期して、それを膨らませて「文章」にするのはポメラで行うという形を取ることが増えました。
ポメラからiPadに「戻す」ことも(一応)できるので、「文章」まで行かない「ネタを温める」レベルの段階はここで完結します。
まあ「ポメラSync」の結果がiOSの「メモ」に反映されるタイミングが読めないので、「置いておく」という運用にしかならないって話なんですが。
色々な意味で「餅は餅屋」という感じですね。
閑話休題。
「ネタ」をポメラで膨らませてある程度の「文章」にしたら、「アップロード」機能を使って「Simplenote」に投入したりブログの下書きとして投稿したりします。
作成した「文章」を「活用する」とか「仕上げる」ということに関してはやはりPCやスマホなどのガジェット類で行う方が話が早いと思います。
「アップロード」機能で送信したテキストは「Dropbox」経由で(「ResophNotes」で)「Simplenote」に同期され、PCやスマホで使えるようなるのは以前説明しました。
私の場合の実際の運用としては、「スティックPC」と呼ばれるものをサーバー的に常時稼働させているものが手元に一台あり、そこで「Dropbox」と「Simplenote」を常時同期させる形を取っているので、「Dropbox」と「Simplenote」はほぼ即時同期されますし、むしろここでは「Dropbox」の存在すらさほど意識しない形になっています。
「結果的」に「Dropboxでも共有されてる」みたいな感覚です。
そんな便利な「Simplenote」ですが、私の場合PCもスマホも「編集」目的では「Simplenote」アプリは基本的に使いません。
「Simplenote」アプリは主に「管理」のために使うだけで、「閲覧」と「編集」には「クラウド対応テキストエディタ」を使用します。
だって「Simplenote」って「エディタ」としては使いづらいし。
Windowsの「ResophNotes」も同様ですね。
「エディタ」としてはお世辞にも「出来が良い」とは言えないレベル。
(はっきり言って「出来が悪い」と言い切れる部分もちょいちょい見受けられるので。)
あくまで「テキスト特化クラウド用の『ユーザーインターフェース』」という解釈です。
というわけで、別途「テキストエディタ」が必要になるわけですが、私はandroidの場合だとこれを使います。
「Dropbox」等各種クラウド上のファイルを開いて編集することが出来ます。
シンプルなテキストエディタで動作が軽快でありながら機能もそれなりに充実。
フリー版もありますが広告無しのプロ版が買いきりで¥310円¥200円なので非常にお買い得です。
Googleアンケートモニターで貯まったポイントはこういうところに突っ込んでいます。
iOSの場合はこれですね。
これも各種クラウドにアクセスする機能があります。
複数のテキストファイルをタブで切り替えられたり、FTPやSSHの対応や強力な検索機能など非常に多機能なエディタとなっています。
PCで長いこと定番の一つであった「MIFES」の会社の製品なので評判も良いようです。
こちらは無料版だと開けるファイルの数やサイズなどに制限があるようですが、有料版が「月額課金」なのでその制限を外さないといけないほどは使わないかなという判断で無料版のまま使用しています。
今のところ不都合はありません。
私の場合iPadで込み入った文書作成・編集はあまりしないという前提があるので、そういう用途なら必要十分以上です。
このように、「あらゆる環境で共有されたテキストを取り扱う」という形を実現しつつ、「テキストをガッツリ叩く」ための方法論としてポメラが機能しているという感じです。
ポメラのキーボードが「入力しやすい」ってのが結局でかいわけですね。
iPadの入力環境がもう少し使い勝手が良かったらまた話は違っていたと思うんですけど。
細かい運用はまだ改良の余地がありそうなので、思いついたら色々試してみたいと思います。
PCR検査を受けた件(2)
というわけで
「吐き気」の後の「ちょっとした倦怠感」で「念のため」病院に行ったらまさかの発熱(微熱)でPCR検査を受けましたよってのが前回のお話。
検査を受けた以上は一刻も早く帰宅して自主隔離に入らねばなりません。
まず一旦会社に戻り、体調不良により仕事を持ち帰ることのみ伝えて帰ります。
本当はこの時点で検査のことを報告すべきなのかも知れなかったのですが、医師のテンションがあんな感じだったので今回はまあいいかなって。
長居せずに帰るべきだとも思いましたし。
帰宅に関しては公共交通機関を極力避けるように言われていたので、徒歩で帰ります。
比較的人通りの少ない裏道を選んで歩きます。
正直言うと、この歩いて帰ってる時間が一番きつかったですね。
何がきついかって暑くて暑くて。
どうにか家に着きました。
家族には既に連絡をしていたので、完全な隔離体制が準備されていました。
寝室へ直行し、トイレ以外は部屋から出ない方向で。
一段落したので横になって体温を測ります。
ガッツリ下がってました。
病院に着いた時点が「瞬間最大風速」だったようです。
言っても仕方ないのでもらった薬を飲んで軽く昼食を食べて横になります。
枕元にiPadを広げて一応仕事もできる体勢に。
ちなみにもらった薬は「吐き気止め」と「風邪薬」の2種類だったのですが、「風邪薬」の方に「体温を上げて病気を治す」という作用があるようで、その後は37℃の線をちょっと越えたり下がったりの攻防がしばらくつづきました。
眠くなる作用もあるようなのでその場合は無理せずに眠ってしまいます。
夕方にはだいぶ倦怠感も軽くなり、食欲も普通に戻っていました。
とはいえ検査結果が出るまでは人との接触禁止なので引き続き引きこもり状態を続けます。
日中にちょいちょい眠ってはいましたが、やはり薬が効いているのか眠くなってきたので早めに寝ます。
翌朝、目が覚めて最初に測った体温は
35℃台。
これはどう解釈したらいいんだ…。
まあ熱が無いのは良いことですが。
調子としてもだいぶ元に戻ってきました。
まだ若干クラッとする感じも無いではないですが、ちょっと前まで熱があったのが急に下がったのでそりゃクラクラもするかなと。
朝食も軽めながら普通にいただきます。
このあたりから体調的には徐々に回復してきて、横にもならず座ってテレビを見ていたりゲームをしたりと、本当に「ただの引きこもり」のような状態です。
あとは検査の結果を待つだけなのですが、「1~2日」という話だったので早ければこの日のうちに連絡が来るはずです。
医者の見立てもあってそれなりに楽観視はしていたものの、万が一「陽性」って話になったら色々面倒だなあとは思っていました。
そして昼過ぎ、前日の検査からちょうど24時間くらい経ったかなと言う時間で病院から電話が。
「検査の結果、『陰性』だったのでご安心ください。」
まあそうだよなとは思うものの、やはり安堵の気持ち。
電話の後に階下の家族にもLINEで報告。
とりあえずただの「胃腸に来る風邪」だったということになったものの、一応大事を取ってこの日一日は自主隔離継続の方向で。
それで特に症状に問題が無ければ自主隔離終了ということにしました。
翌朝、特に体調には問題なくほぼ通常の状態に戻りました。
体温もいつもの通り若干低めで安定しています。
休みの2日間で話が片付いたのは本当に幸運だったと思いました。
家族の誰も「イレギュラーな休み」を取る必要が無かったので。
とまあ、こんな感じでひとまず一段落しました。
楽観的な気持ちでありつつも、ある意味では生きた心地がしない瞬間もあり、まあ良い経験になったかなと。
PCR検査を巡っては色々な考え方があって議論になったりもしているようですが、個人的な考えとしては「必要な検査は適切に行われるべき」だと思っています。
反面、結果が出るまでは自主隔離を徹底するという前提と、同居の家族などにも影響が出ること等を考えると、必要性が低いときに気軽に受けるものではないなとも思いました。
まあ「安心感」を得たいという一点で検査を受ける(受けたい)という人もいるかと思いますし、なかなか難しい話なんだろうとは思いますが。
とりあえず世の中がこんな感じだとおちおち軽い風邪もひいていられないという教訓ですね。
引き続き手洗いなどでの予防をしっかりしていきたいと思います。
いや、本当このタイミングでよかった…。
PCR検査を受けた件(1)
たまの更新では毎回コロナに対する嘆きのような書き出しが続いていたわけですが、最近私自身がPCR検査を受ける羽目になりました。
勿体ぶっても仕方ないので結論から言えば検査結果は無事陰性だったわけですが、まあ一つ良いネタを拾った良い経験をしたと思うので記録しておこうと思います。
事の始まりはとある日の昼休み。
どうも何と言うか体に違和感のようなものを感じました。
その違和感が吐き気であることに気がついたのは夕方頃。
吐き気ではあるもののまだ軽い感じですぐに吐いてしまいそうと言うほどではありません。
仕事が終わり帰宅しますが、気がつくと額のあたりがひんやりしています。
いつの間にか結構な脂汗をかいていたようです。
とりあえず大事を取って横になります。
吐き気は微々たるもので食欲が全く無いわけではなかったので、とりあえず軽めにおかゆだけ食べておとなしくしていました。
症状としては軽い吐き気とちょっとした倦怠感のみ。
他に熱があるとか喉や体のどこかが痛いとか、まして味覚・嗅覚の異常なども全くありません。
横になっているうちにだいぶ楽にもなり、とりあえずそのまま眠りにつくことにしました。
深夜1時頃、強烈な不快感で目が覚めます。
今度は先ほどより強めの吐き気がやってきました。
さすがにたまらずトイレに駆け込み嘔吐。
吐いたら少し楽になったのでまた寝ます。
翌朝、若干の倦怠感はあるものの吐き気は一応治まっていました。
体温も平熱よりほんの少し高い程度で一応正常な範囲。
とりあえず吐いて楽になったのであとは回復するであろうという見通しで普通に出社しました。
その後も相変わらず軽い倦怠感だけが残る感じでそれ以外の症状はまったくなかったのですが、念のため昼に会社の近くの病院に行ってみることにしました。
このご時世「発熱がある場合は事前に電話で連絡」という話のようなので、出発前に測ってみたところ一応36℃台。
私は実のところ平熱が異常に低い傾向があり、体温計がエラーを出すと言うことも珍しくないレベルなのでそれに比べたら若干高めの体温と言えましたが、まあ変動の幅のギリギリ上くらいのところだったので気にしないことにしました。
病院に着き、症状として「吐き気と倦怠感」と伝えます。
「熱はないですか?」
「ついさっき来る前に測った時は無かったです」
「一応これをお使いください」
ということで問診票の記入と同時に検温もさせられたわけですが、その結果
37.1℃
を記録。
まあ「微熱」のレベルではありますが37℃を越えてしまったので受付に申告。
すぐに院外の離れた待機場所に誘導されます。
思えばこの日は気温が結構高かったのですが、しっかり着込んでいってしまったのと「さっさと済ませたい」という意識があったのかわりと早足で病院まで行ってしまったので、余計に体が温まっていたのではないかと考えています。
それはともかくとして、ここからは「発熱患者」として扱われます。
待機場所に看護師さんが来て改めて問診と血圧や血中酸素濃度の測定。
両方とも特に異常はありません。
ここで、
「PCR検査を希望しますか?」
と訊かれます。
検査の結果は1~2日程度で出ること、結果が出るまでは自主隔離が必要であることなどを説明されました。
おそらく症状が比較的軽いこともあってか「受けるかどうかは本人次第」という話のようです。
職場や家庭の方の影響も考慮した上で判断して良いということだったので一旦断る選択肢もあったわけですが、とりあえずこの場でPCR検査を受けることにします。
仮に検査を断るもしくは一旦保留にしたとしてこの後症状が悪化したとしたら結局二度手間になるので。
影響面の考慮としては、その日の仕事をこの時点で切り上げて持ち帰ってどうにかすれば翌日と翌々日は元々休みなので、その中で検査結果(陰性)が判明すれば仕事への影響は最小限で済むという判断でした。
家の方も同様に家族に迷惑をかけるのが「休みの2日間」で留められればという思いです。
長引けば長引くほど掛ける迷惑も大きくなりますし。
今後の対応などについての説明を受けた後、いよいよ検査です。
ここでやったのは唾液検査。
渡された入れ物に指定の量の唾液を入れて提出します。
てっきり鼻の中をグリグリされるものかと思っていたのでちょっと拍子抜け。
いや、グリグリされたかったわけではなかったんですが。
覚悟の問題です。
その後あまり待たされることなく診察。
おそらく長時間この場にとどめずにさっさと帰らせようという采配だったのではないかと思います。
実際の医師の診察は聴診器をあてるどころか一切触られることもなく、すべて問診のみ。
やはり相当警戒されているのかとも思いましたが、最後の医師のコメントが
「症状を見ても『確率的』に考えても、陽性ってことはほぼ無いでしょう」
この時点で医師がそれを言ってしまって大丈夫かともおもいつつ、だいぶ気が楽になりました。
個人的には「確率的」という表現にちょっと好感を持ちました。
この医者は信用できる。
実際の話、通勤は徒歩で職場はリモートワークの人が多いから自席の周囲にほぼ人がいない状態で、人混みに長時間いるようなことも全く無く周囲に感染者やその関係者がいたと言うことも無いので、日常の中に感染リスクに繋がる行動というものがまず無いというのが確実であれば確かに「確率的に」って言いたくもなるかなと。
それでも感染する人は経路不明で感染するので油断はできないし
だから検査を受けた
という話なので。
出された薬も吐き気と風邪に対するもので、「解熱剤は要らないよね」という感じだったので病院側としても「手続き」「(双方の)安心感」的な意味での検査の提案だったのだろうなとは思うわけですが。
そんなこんなで思った以上に淡々とPCR検査を受けてしまいました。
果たしてその結果はいかに。
(いや陰性だったって最初に書いたけど。)
つづきます。
リモートワークでSlackを使う人の手助け(完結編)
まあ相変わらずのコロナ禍です。
まあそう簡単に落ち着くものでもないのでしょうけど。
そんな中でも変わらず出社している私ですが、昨年末に一時的にごく短期間のみリモートワークになりました。
別にコロナ関係なくちょっとした私的な事情ではあるのですが。
前にも書いたとおり、チームのメンバーとの連携はSlackを使用しています。
ここで書いた方法を使っているので、ステータスとログイン状態の「離席中」に関してはしっかり自動制御ができています。
このログイン状態ですが、APIから「離席中」に固定することはできるのですが、「アクティブ」に固定することはできないという仕様になっていると言うことは前にも書きました。
「アクティブ」に固定されていればPCの前にいなくても、もっとはっきり言うとちょっとくらいサボっていてもバレにくいということで、これを実現しようとして色々試した人や実際に実現した人も検索するとちょいちょいいるようです。
私はとりあえず「繋がらない権利」の観点で、「離席中」さえ固定してくれれば良いのでその辺は掘り下げませんでしたが、ふとものすごい簡単で馬鹿馬鹿しい方法で実現することを思いついたので、やってみることにします。
まずおさらい。
Slackのログイン状態が「アクティブ」→「離席中」になる条件は下記の通りでした。
(PC)
一定時間PCの操作が無かった場合
(スマートフォン)
Slackから別のアプリに切り替えたり画面がロック状態になった場合
こいいうことのはずです。
例えばここで、「PCを一定時間ごとに『操作状態』にすれば良い」ということはわりと多くの人が思いつくと思います。
大概ここでの発想はPC上に何らかの仕掛けを施して、無操作状態時に「Slackが『離席中』になるより先にPCに何らかのちょっかいを出す」という感じなのでは無いかと。
なんとなく「仕込み」に手間がかかりそうなのと、作業PCが社内とリモートなど複数ある場合はそれぞれに対策が必要になるのも面倒な気がしたので、もう一度条件を見直してみたところ、
スマホの画面をずっとSlackのままにしておけば「アクティブ」のままなんじゃね?
ということに気がつきました。
ということで実際にやってみます。
今時はだいたい2年前後の周期でスマホを機種変更する人が多いかと思うので、そういう人の中には「役目を終えて使用していないスマホ」が引き出しの奥に転がっていることが多いのではないでしょうか。
まあ、最近では機種代を安くする代わりに機種変更時にスマホを「返却」するという契約形態もあるようですし、不要になったスマホを売却なりなんなりで処分してしまっている人もいると思いますが、ここではとりあえず「使っていないスマホ」が手元にあることを前提条件として進めていきます。
使用するスマホは、WiFiや格安SIMなどでネットに繋がることと、Slackアプリをインストールできることが最低条件です。
ここが問題になる人はあまり多くないかと思います。
用意したスマホにSlackのアプリをインストールして、必要なワークスペースにサインインします。
そうすれば、あとはSlackが起動したまま画面が消えなければOKです。
スマホの設定でスリープに入らないようにしても良いですが、私はこういうアプリを使っています。
指定したアプリを起動したときだけ画面を消灯せずにそのままキープすることができます。
あとは業務開始時間に合わせてこのスマホでSlackを起動して放置しておけばログイン状態は「アクティブ」のままになるので、PCの前をしばらく離れても「離席中」にはならないはずです。
注意点としては放置している間にバッテリーが切れないように、充電状態にしておいた方が良いかと思います。
まあバッテリーには良くないので、「そのまま処分しようと思っていた使い道が無い不要なスマホ」でやってみることを推奨します。
業務終了時にはこのスマホでSlackを終了するなり画面を消すなりすればそのうち「離席中」になるはずです。
APIとかプログラムとか一切考えずに「アクティブ」の固定ができました。
方法論としては相当インチキですが。
私はそれをいちいち自分でやるのが面倒なので、これを使います。
MacroDroid - デバイス自動化 - Google Play のアプリ
もうおなじみのやつです。
前にSlackのステータスを自動で変更するときに作ったGoogleカレンダーがあるので、そのカレンダーの予定に連動してSlackを自動で起動したり終了したりしています。
ちなみに、複数のワークスペースにサインインしている場合に「アクティブ」状態で固定されるのは、「現在画面に表示されているワークスペース」だけのようで、それ以外のワークスペースではそのうち「離席中」に変わるようです。
複数のワークスペースですべて「アクティブ」で固定したいならば、ワークスペース分のスマホを用意すればできるような気がします。
そこまでやる必要がある人だけご検討ください。
リモートワークにはリモートワークなりの、会社での仕事とは違った苦労や問題もちょいちょい発生するので、こういう工夫などをうまく用いて効率よくこなしたいものです。
アクティブだからと言って油断していると、誰かからメッセージが来て「アクティブなのに反応が無い」という一層怪しい状態になるので注意が必要です。
※この方法は理屈ではだいたい正しいと思われますが、画面をSlackでキープしているはずのスマホが何らかの要因で消灯してしまったりアプリが切り替わってしまう可能性も無いでは無いので、その辺はご注意ください。
※あと、決してサボりを推奨する意図ではないという事をご理解ください。
※すべて自己責任でお試しください。
スマートバンド捜索記
出ましたね、2回目の緊急事態宣言。
うちの会社はバッチリ対象地域ですが、
かわらず毎日元気に出社しています!
まあ徒歩通勤なので低リスクってのと、社内がガラガラのディスタンス放題なので気にしないことにします。
閑話休題。
スマートウォッチ(バンド)使ってますか?
Apple Watchの登場以降は使ってる人も増えたしいろんなメーカーから出るようになりましたね。
amazonで検索すると怪しい激安中華製品もぞろぞろ並んでいます。
私はプライベート用と仕事用の2つを使っています。
スマホも別々なのでそれに合わせた形ですね。
両腕にそれぞれ装着するケイスケホンダスタイル。
更に退社後や休日などは仕事用を装着しない、もしくは持ち歩かないという
「繋がらない権利全面行使」
のスタイルでもあります。
そんな私ですが、
仕事用のスマートバンドを紛失しました。
無くしたのはこれです。
Xiaomi MiBand2。
中華メーカーではありますが、いろいろな意味で比較的大丈夫なメーカーと信じ込んでいます。
とにかくコスパが良い。
このモデルは4年近く前のもので機能も少ないですが、「とりあえず通知を受ける」という部分に関しては何の問題も無くそれなりに使い勝手が良いので重宝しています。
もとより「仕事用」なので、「とりあえず」の通知が受け取れれば十分という認識で使っています。
最近だと「MiBand4」が結構評判良いですし、「MiBand5」なんかも出たみたいですね。
(Xiaomi MiBand4)
(Xiaomi MiBand5)
話を戻します。
会社に出社し、鞄を置いて上着を脱ぎ、時計やバンドを外して手を洗おうとしたその時、右手のバンドが無いことに気がつきました。
家を出る時には間違いなく装着していたので、途中で落とした可能性があります。
たしかにバンドの留め具部分が少し緩くて外れやすくなっていたことには気がついていたので、そろそろバンドの替え時かとは思っていたのですが。
取り急ぎスマホのアプリを開いてみたところ
「接続されていません」という無慈悲な文字が。
アプリには「バンドを探す」という機能もありますが、接続されていなければどうしようもない。
こういうスマードバンドは大概「スマートフォン置き忘れお知らせ機能」というものがあって、Bluetoothの接続が切れたら振動でお知らせしてくれるわけですが、
今回のケースは逆のパターンです。
しかし、しかしですよ。
こんなこともあろうかと、接続が切れたら「スマホ側でも振動でお知らせする」仕組みを仕込んでいました。
そう、こいつです。
MacroDroid - デバイス自動化 - Google Play のアプリ
お馴染みMacroDroidです。
もうこれ無しでは生きていけないいつものやつです。
仕込んでいたのに何故気づかなかったか。
スマホを鞄に入れてたからですね。
身につけてなければ気づくはずがない。
ここでふと、MacroDroidはマクロの動作時にログを残してくれるということを思い出しました。
早速確認してみると、8:17に「スマートバンドが切断されたら振動で通知する」マクロが動作していました。
さらにその2分後に「会社に到着したら『出社時刻』をGoogleカレンダーに記録する」マクロが動作しています。
ということは、会社に到着する数分前にバンドを落としたという推測が成り立ちます。
心当たりとしては会社最寄りのコンビニですね。
時間的にも位置的なタイミングとしても濃厚です。
入店して手袋を外した時に落とした可能性が高い気がしてきました。
ここまでわかったら答え合わせをします。
昼休みに件のコンビニへ。
ただ、「落としたのはここ」であっても「未だここにある」とは限りません。
誰かが拾って持ち去ってしまった可能性もあります。
その場合は店員さんに尋ねても何のことだかわからず余計な手間を取らせてしまうことになります。
腕時計というかバンドというか人によってわかりづらい場合もありますし。
それでは先に確認しましょう。
スマホでアプリを開きます。
当然切断状態なので、タップして接続を試みます。
接続されました!
ということは店内にある可能性が高く、落としてから数時間たっていることを考えるとレジに届けられている可能性もあると言うことになります。
聞いてみます。
朝と昼ではレジの店員さんも違うので不安もありましたが、聞いてみた瞬間
「あぁ~はいはい!」
届いている模様。
しかもちゃんと申し送りもされているようでした。
こうしてスマートバンドは4時間ぶりに私の手に戻ってきました。
100%私の不注意なのですが、拾ってくれた方や預かってくれたお店の方々には感謝の気持ちで一杯です。
そしてMacroDroidのログが無ければ落としたポイントが絞りきれず途方に暮れるところでした。
まあ最悪見つからなくても同じものだったらamazonで3,000円程度、最新機でも5,000円前後で買えるものなので、Apple Watchなどよりはダメージは小さいですし、本体に個人情報が入っているものではないのでスマホを紛失するよりもダメージは小さく済むものではありますが、やはり無くしたものが見つかるというのはうれしいものです。
日本ステキ。
みなさんもガジェットの落とし物には要注意と言うことと、色々な「リスク対策」がありますよということで締めたいと思います。
仙台に行きました(4)
つづきです。
2日目の朝です。
午前中に軽く働いたら帰ります。
さすがに夜中から朝方に掛けては結構冷えますね。
朝起きたらちょっと喉が痛いです。
ビジネスホテルで就寝時の温度調節に失敗して風邪を引いた経験が何度かあるので、特に夏は「エアコンを掛けて部屋は少し冷やしつつ上着を着て体を冷やさないように寝る」ということを心がけていたのですが、今回は
・元々部屋が暑い
・部屋を冷やす手段がない
という2点により割とガードがゆるんでしまったことは否めません。
まあこの時期の東北なんで急に冷え込むというのはあって当たり前ではあるので、見通しが甘かったと言えばその通りではありますが、でも実際に寝る前の部屋は結構暑かったんだよう…。
どうすればよかったのかと…。
せめて送風は切っておくべきだったか…。
とりあえず喉に若干の痛みはあるものの、(この時点で)それ以外は特に体調に問題は感じなかったし、この後はほぼ帰るだけなので落ち着いて帰り支度をします。
朝食もしっかり食べました。
風呂に入り、荷物をフロントから発送し、準備ができたら仕事に向かいます。
まあちょっと顔を出して軽く確認やら何やらをすませたらそれで終了です。
あとは昼食をすませて帰るのみ。
天気が今ひとつだったので、仙台駅に入ったらもう出ない構えで。
仙台駅には牛たん店と寿司店がならぶ「牛たん通り/すし通り」があるのですが、前に来た時は結構早い時間から行列ができていて開店時間も昼時より早めだったと思うのですがやはりコロナの影響か、どこの店も11時開店で10時半くらいだと行列もほとんどできていません。
11時が近づくにつれて一部の店にならぶ人の姿が見えるようになりましたが。
「牛たん通り/すし通り」とはいうものの、記憶している範囲では寿司店の2店ほどが別の牛たん店になっていました。
あとこんなのあったっけかな。
帰る前の昼食は寿司と決めているので、とりあえず前回来た時と同じ店に入ります。
おいしくいただきました。
うん、色々大丈夫。
喉はちょっと痛いが病気ではない(と信じたい)ので、こういうのも行きました。
帰るだけだし。
これで仙台での用事はすべて完了です。
あとは新幹線に乗って帰るだけです。
帰るだけです。
これでとりあえず年内の遠出は終了の予定です。
今年行く予定で断念した札幌を来年のどこのタイミングで行くかは問題ではありますが。
この後、風邪はこじらせることが無かったものの、これをきっかけに元々あった喘息の症状が出てちょっと苦労しました。
今月いっぱいは吸入薬のお世話になる予定。
みなさんも色々気をつけて。
おわり。
仙台に行きました(3)
仙台の夜後半戦です。
仙台駅から少し足を延ばして一番町エリアに移動します。
ここにある2つの横丁、「文化横丁」と「壱弐参(いろは)横丁」はお気に入りのスポットです。
仕事で仙台に来た時に必ず寄っていた店が文化横丁にあったのですが、調べたところ6月に閉店していたということが発覚。
やはりコロナの影響か世知辛いと思ったのですが、もう少しよく調べてみると都内で新たに店を構えるという情報を発見。
このご時世にすごいなあと素直に感心。
オープン後はぜひ行ってみたいものです。
そんなわけで壱弐参横丁の方に向かいます。
前回もちょっと寄ったこちらの店に。
基本的に魚介類と生ものが好物で、生で食べられるものは生で食べたいと思う私です。
ここは牡蠣も当然生でいただきます。
加減がわかりませんが、小ぶりのものなので5つくらい行ってみます。
単に「生牡蠣を食べて贅沢した気分になりたい」という目的で来ております。
でも一個100円。
とりあえず満足はしましたが、時間も早いし3軒立ち飲みだったので座って軽く飲みたいと思い、壱弐参横丁からすぐ近くのこちらの店に初めて入ってみました。
どうでもいいことではありますが、いつも「とにかく飲みたい!」というときはまずビール、つまみによってハイボール、場所や季節などによって日本酒や焼酎という感じで飲むことが多い私ですが、「もうちょっと」「おちついて」飲もうと思ったときはこれ。
ホッピーセットをいただくことが多いです。
ダラダラ飲むならこれです(※個人の感想です)。
ここはジョッキが冷えているのがうれしいのと、普通の氷ではなく焼酎を凍らせたものが入っているというのがいいですね。
以前新潟でホッピーの飲み方が書かれたポスターに
氷を入れると風味が損なわれる
と書かれていたことに衝撃を受けつつ、氷を入れない店なんて見たことないからどうしたらよいのかと困惑したことを思い出しました。
梅水晶と串焼き盛り合わせでゆっくり飲みます。
ひとしきり満足したので宿に帰ります。
ホテルの部屋は夜になってもやはり少々暑さを感じる状態だったので、エアコンは引き続き送風状態でまわしたまま床につきます。
まあ後でこれを激しく後悔することになるんですけどね。
つづきます。